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平成28年度「森の名手・名人」認定書伝達式が行われました
掲載日 2016/10/12
鳥取県より森下様、徳中様が認定されました。
  「森の名手・名人」とは、「もりのくに・にっぽん運動」のリーディングプロジェクトとして、森に関わる生業や地域生活に染みこんだ活動に長年携わってこられた方々で、「森づくり」「森の恵み」「加工」「森の伝承・文化」の4部門から優れた技をもってその業を究め、他の技能者達の模範となっておられる達人を「森の名手・名人」として、平成14年から公益社団法人国土緑化推進機構が認定を行う制度です。この度、鳥取県より平成28年度「森の名手・名人」に琴浦町在住の森下博さん、米子市在住の徳中邦次さんが認定され、10月12日(水)公益社団法人鳥取県緑化推進委員会 斉木 正一理事長(県議会議長)より県議会議長室にて認定書が伝達されました。これにより鳥取県の「森の名手・名人」は通算30組(31名)となりました。
左から徳中さん、斉木理事長、森下さん
 


森下 博さん
【森づくり部門】苗木づくり
 森下さんは、71年の長きに亘り琴浦町内において造林用苗木の生産に従事され、特にスギ、ヒノキ、マツの挿し木及び接ぎ木増殖に取り組んでこられました。とりわけ、スギの新品種の育苗に関しては改良に心血を注がれ、苦心の末「雪害抵抗性品種」及び「少花粉品種」の実用的な養成方法を確立されました。また、長年、県山林樹苗協同組合の副理事長、理事長を歴任され、組合の中心的リーダーとして組合の事業拡大、発展に貢献されました。


徳中 邦次さん
【森づくり部門】運搬集材
 徳中さんは、37年の長きに亘り西部地区を中心に運搬集材業に従事され、林内作業車、グラップル、不整地運搬車等を相次いで導入され、運搬集材技術の向上に励んでこられました。また、平成23年には枯れた大山観光道路の大径木の処理にあたられるとともに、26年からは大山オオタカの森においてオオタカの営巣活動に適した森林づくりを行うため、松くい虫の被害木の伐倒・搬出活動に従事されています。更に、培った技術を後継者へ伝承するため、平成21年からOJTによる指導育成にも積極的に取り組まれています。


   
掲載者 /浦濱
 
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