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平成26年度「森の名手・名人」認定書伝達式が行われました
掲載日 2014/10/21
鳥取県より白根様、大柄様が認定されました。
 「森の名手・名人」とは、「もりのくに・にっぽん運動」のリーディングプロジェクトとして、森や山に関わる生業や日本風土、地域生活に染みこんだ活動に長年携わってこられた方々で、「森づくり」「森の恵み」「加工」「森の伝承文化」の4部門から優れた技をもってその業を究め、他の技能者達の模範となっておられる達人を「森の名手・名人」として、平成14年から公益社団法人国土緑化推進機構が認定を行う制度です。
 この度、鳥取県より平成26年度「森の名手・名人」に2名が認定され、10月17日(金)公益社団法人鳥取県緑化推進委員会 野田 修理事長(県議会議長)より県議会議長室にて認定書が伝達されました。これにより鳥取県の「森の名手・名人」は通算27組(28名)となりました。
 

白根 暢之さん
【森づくり部門】苗木生産
 56年にわたり家業の山林用の苗木の生産に従事しています。平成7年からは「広葉樹コンテナ苗木」の生産を始め、試行錯誤の末、生産技術を確立。また、大山の崩壊防止のため、大山に自生する草木類の苗木を高い技術力をもって生産し、治山事業に供給しています。近年では、東日本大震災で被災した東北3県の海岸林の復興のため、被災地の種子を育て苗木にして被災地に返す取組みに参加しています。

大柄 重人さん
【加工部門】太鼓づくり
 30年にわたり和太鼓づくりをしています。太鼓に魂が宿り、鼓動が迫力ある響きとなって伝わるよう、胴材には地元日南町産のケヤキを、皮材には鳥取県産の黒毛和牛の皮を使用し地元の材料にこだわって作成しています。平成13年には「奥日野源流太鼓」を立ち上げ、自ら代表として毎年十数回に及ぶ公演を各地で実施するとともに、10代、20代の若手の育成にも尽力しています。


   
掲載者 /浦濱
 
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